ショコラの声

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以前からヴァローナを中心に好んで使っていました。ショコラを追求していくとヴァローナの味わいでは満足出来ずにペックのショコラと出会いペック中心でショコラ系を作ろうと考えて色々他のお菓子に使ったりしてましたが、いまいち理想の味に届かず。。確かにヴァローナよりは男性的な味わいでカカオのパンチ力は凄まじいです。例えば「ショコラ・クリュ」の用なシンプルなチョコレートのお菓子には、ペックはめちゃくちゃ合います!
だけどマカロンに使うと自分の理想にならず。。確かにペックに比べ大量生産で価格も高めだけど今頃になってヴァローナはヴァローナなりの良さが見えてきた気がします。
ペックが男性的で力強いカカオならヴァローナが女性的で魅惑的なカカオ。
どういう菓子にしたいか、どういう想いを菓子に込めたいかによってショコラの使い分けが重要なのかを再認識することが出来ました。
感情論で例えるとペックは「強さ」、ヴァローナは「優しさ」。父親とお母さんみたいな感じかなぁ。。
自分のお菓子の特徴は「優しさ」。。でも、優しさが時に自分を苦しめる場合が多々あり、「優しすぎるんじゃないの?」とか言われたり。自分でも嫌になって優しさを隠していこうと思ったけど。。。
自分を何か、隠したり偽ったり無理に自分を変えようとする時間がめちゃくちゃ面倒臭くなって自分は自分なりに生きて行こうなんてね。。多分、自分なりの生き方が見つかった時に本当の意味での「強さ」が見えてくると思います。本物のロックンローラーになれるときはその時かな!笑
現時点では約4社位のチョコレートメーカーで試行錯誤しまくってますがあともう少しで自分のお菓子に合うメーカーが絞れそうです。あともう少し。。
あともう少し耳を澄ましショコラの声を聞いてみよう。

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